2017年12月24日日曜日

自然の前に無力なスマートライフ

新しいオフィスに移って、部屋の向きが西向きから東向きに変わった。

もう一つ変わったのは会議室が窓に面したことだ。

会議室の窓も東向きである。

朝日が燦々と部屋に差し込む幸せを感じながらも、ちょっと困ったことも起きている。

日差しが強くて、プロジェクターの投影やパソコンの画面が見えないのだ。

僕たちのスマートな暮らしは自然に弱い。

全ての生き物が受けている太陽光の強力な恵みを活かせないのだ。

結局、日差しを防ぐ対策を施さなくてはならないのだけど、スマートな生活って何だろうと考えさせられてしまう。

生き物として恵まれた環境ではない場所が適しているのであれば、本来の生命がある場と言うことは出来ないだろう。

そういった場所の繊細さが、生命の力強さを失わせ、少子化などの社会問題に繋がっている、と考えるのは飛躍しすぎだろうか。

暗くて陽の当たらない場所の方が快適な環境であるのは、絵画や書物なども同じだ。

それらも太陽光に当たると退色したり変色してしまう。

スマートさや文化を自然の力から守るのは楽じゃ無いし、僕たちはそこに大きな労力を注いでいるのだ。



朝日のあたるオフィス