今日、僕の周りでどれほど喜ばしいことがあったとしても、そして実際にあったのだけど、僕はひたすら悲しい。
チック・コリアが亡くなったからだ。
僕は大概、身近な人が良く聴く音楽から好きな曲やアーティストを見つけてきた。
チック・コリアは、中学時代のバンド仲間から教わった一人である。
その後大好きになり、高校時代にはJAZZ好きの友人と当時田園調布にあった田園コロシアムで開催されていたLive Under The Sky '79 チックコリアナイトに行った。
享年79歳とのことなので、当時チックコリアは37歳くらいだったのだろう。
今思えば、とても良い時期の演奏に接することが出来た。
チック・コリアと一緒に演奏を行ったアル・ディ・メオラはギター速弾きの名手である。
ロックギターのディストーションサウンドに慣れていた僕にとって、ディ・メオラが弾くギブソンレスポールのクリアな音に何となく物足りなさを感じたことを記憶している。
ライブの音源は後援したFM東京でラジオ放送され、僕はその後、録音したそのカセットを何百回と聴いたものだ。
Night Streetから始まりSpainで終わる音源は間違いなく僕が一番聴いているものだ。
引っ越しでテープはどこかに行ってしまったけど密かにCD化され販売されていることを知り入手して今日もそのライブを聴いているのだ。
ゲイリーバートンとのDuetやMad Hatter、Frendsなど他のCDも含めたら、おそらく僕のMusic Life の半分はチックコリアであるようにも思える。
そのチックコリアが亡くなった。
先日、新型コロナの中、リモートで子供にレッスンを行う番組が放送されていてだいぶ痩せて声も細かったので気になっていたのだけど・・・
僕はこれからもチックコリアを聴き続ける。
音楽が聴けなくなるその日まで。
宝物
