夢に向かって努力している人へ。ソクラテスの名言「真の知恵とは…」英語&和訳という記事があった
件の名言とは、
“The only true wisdom is in knowing you know nothing.”
真の知恵とは無知の自覚である」Socrates(ソクラテス)
ということで、日本であれば無知の知と言われることが多いだろう。
知ったかぶりの己惚れより知らない事があると自覚する人の方が優れているもしくは、知らないことは知らないと考えられる謙虚さは大事だといった教訓なのであるが、
認知科学で考えれば無知の知はメタ認知の重要性を説く言葉であると考えられる。メタ認知とは、認知自体を認知する機能である。井の中の蛙が大海を知ることと言うと少しわかりやすいかもしれない。こういった、部分を通じて全体があることを類推する機能がどうやら生物には備わっているようだ、この機能、下手をすると、部分を知れば全体が分かったような気になって誤ってしまう、要素還元主義がそれだ、しかし、生物は常に環境に対して開かれた存在である。それによって、新たなエサの探索や繁殖地の拡大を行っている、
ここ数年世界を苦しめたコロナウイルスだって、飽くことなき流行拡大となったのは、そこに世界が存在していることを知っているからだとも考えられる。
私たち人間は思考を概念化して共有するという特殊な社会性機能を保有している故に、類推したメタ認知を認知リソースとして無知の知としてメタ認知知識を共有することが出来る。
それでも、全ての認知リソースを共有することは出来ない。
私たちの周囲には常に無限の環境リソースが広がっているのだ。
今後私たちは例えAIで脳を拡張しても、無限の環境リソースを自らの認知リソースとして保有することは出来ない、
ゆえに常に未知の環境リソースに出くわす可能性があるのだ.
認知科学的無知の知とは、未知の未知の認知リソースが常に新たな創発を引き起こす可能性に溢れている状況にあるのだという万物流転予測不能の教えということになるのだろう。
