2023年11月24日金曜日

人生の棚卸し過去を熟成させる秘訣。

 物販(卸売り)の仕事をしていた頃は、棚卸と言う一年に一度の作業が大嫌いだった、在庫になっている商品には、売れ筋だけでなく、売れ残り、返品など、商品としては失敗したものが少なくない。それらは、お金を掛けて仕入れたものだから、キャッシュの成れの果ての姿でもあるのだ、そんなはずじゃなかった、という苦い思いを全て引き出して数えることはかなりのストレスである。過去を引き出すということは商品の棚卸しに限らずストレスになるものである。筆者は、トランクルームで過去の荷物を整理している最中に脳出血をおこしたのである。人生の棚卸しにおいても、苦い過去を思い出すことは辛さもある。しかし時が苦さを熟成していい味に変えてくれていることもある商品は、古くなると焼けてしまったり匂いがついたりと良いことはないけれど、人生の経験は熟成によって意味が変わり時にとてもいい味を醸しだしてくれるから不思議だ、もちろん、人生を腐らせる経験になっていることもあるから、要注意である。経験を熟成させるには秘訣がある。食品と一緒で、雑菌が繁殖すると熟成するところか腐ってしまう、過去の経験における雑菌とは、恨み妬み嫉みである、そういった負の感情で抱いた過去は腐りやすい、しかし、内省、学び、感謝といった前向きの態度で向き合うと過去の経験は宝物として棚卸しできるのだ。そして、新たな認知的変化のための認知リソースとしてリフレッシュされるとともに、熟成されて、これからの人生の引き出しとしてより良く生きる資本になる。