さて、私なりのリーダーシップ像ですが、「目的のために本人のベストでありかつ周囲の期待を超えた知恵と行動を提供すること」だと思います。「さすが」というのは、リーダーシップが実現したときに周囲が発する象徴的な言葉ですね。
ここでのポイントは、
1.本人のベストである・・・酒井穣さんが「リーダーシップでいちばん大切なこと」で指摘されている「孤独なリーダー」、「フォロワーのあるなしにかかわらず、リーダーシップは発揮されている」ものであると思います。誰がこう、とか、彼がこうということでなく貫かれる本人のベストがまずとても重要なのです。
2.周囲の期待を超える・・・「働く」場面であれば、常に周囲に誰かが居ます。そしてその周囲の者は常に相対的に他者を評価しています。ただし、その評価は、時には自分が優位的な立場におきたいために有能感をもってみたり、見下したりと、客観的でない、妥当性がないケースがほとんどだと思います。また、期待が顕在化している場合、していない場合もあります。しかしながら、他者の行為は自分の行為に影響しているので、その影響度合いを無意識に、あるいは意識的に評価しているのです。
このとき、自分の行為が他者にポジティブな影響を強く引き起こすと、それは他者にとってみれば「期待を超えた」状態です。もちろん、先ほど指摘したよう、見下しがあったりまた空想的な期待があるとそのハードルはうんと高くなりますが、問題は実際に他者の行為がポジティブになるかどうかです。
3.知恵と行動を提供・・・深く広い思索と具体的な行動が1と2の実態です。
それぞれポジションが違ったとしても、「さすが」と言われる回数が多ければ、リーダーシップが発揮されている状態だと言えるでしょう。
自分自身としては、自分の1、2、3は当然向上させるテーマです。また、他者のリーダーシップに関わる2について、適切な期待を持つようしたいと思います。
高すぎず低すぎず