2021年12月13日月曜日

僕の身体の再学習

 僕は昨日リハビリではじめて病院の外を歩いたもちろん杖をつかってだけどね。その感覚は新鮮そのもの。病気発症前に普通に外を歩いていたときとは比べようもない僕の筋肉はかつての記憶をゼロリセットしているようだ。運動記憶していた脳の部分が損傷したせいかもしれないけどいずれにしても0才児がはじめて立ち歩きをするときのように1つづつ環境とやりとりしながら学習していくのだ。歩道は僕に歩く環境を提供してくれるのだけれどもそこには小さな傾斜や段差という新たな学習機会もたくさん盛り込まれている信号なんていうのもある、病院内の歩行のように歩きやすさへの配慮はされてはいないのだ。よく学習は状況に埋め込まれていると言われるけどまさにその通りだね。そして状況は僕たちが考えている以上に複雑で困難に満ちているだから、安定して外で歩くためにはより多くの経験と学習が必要になってくるのだ。尻込みなんてしている場合じゃないのだよ。でもこれは歩行運動に限ったことじゃない。人生そのものが多くの経験と学習を必要としているよね。でも今回の病気経験での大切な気付きは学習とは頭の中で行うものではないということだね。学習とは僕の頭の中だけでなく全身に起きている現象なのである。