2021年12月18日土曜日

そしてリハビリ人生は続く。

 僕がリハビリ病院鉄道を下車して2日経った。しかし退院してからも結構忙しい。リハビリ人生鉄道は全てが機能的に揃っていたけど。退院後にリハビリや入浴を行おうと思うと様々な外部サービスを組み合わせて利用するしかない。その調整と契約が大変なのだ。それ以外にもやらなければならないことがある。そして安全に暮らすためには。用心深く歩いたり行動することが求められる。健常であった頃のように素早く行動できないのだ。やることややりたいことは多いけれどこなせるスピードは遅くなるのだから当然。積み残しがどんどん増えていく。しかし焦りや見切りは禁物である。怪我でもしてまた入院とかになってしまったら元も子もない。犬も足元をうろうろしているから気を抜くと危ない。下車しても僕のリハビリ人生はまだまだ続いていくのである。

丁度僕と同じ時期に脳出血で倒れた女医でタレントの西川史子さんもどうやらおなじくらいの時期にリハビリ専門病院を退院されたようだ。左半身の麻痺も僕と同じような状態なのかもしれない。僕の入院は丸5ヶ月とちょっとと西川史子さんより長かった。けれど頑張ってくれた僕の身体と脳には感謝している。リハビリは肉体的精神的にタフなものだからね。例えば理学療法士的には、麻痺脚に筋肉痛を起こさせるのは成果なのだそうだ。麻痺とは筋肉が使えなくなっている状態なわけで。そこの筋肉を働かせた証拠というわけだ。まあそれだけリハビリはつらいものである。更に動かない出来ないという現実に嫌というほど向き合わされることになる心理的な辛さも加算されるのだ。

自分の限界を試してみたいなんていう前向きな気持にはとてもなれない西川史子さんの『神様もう許して』という心情はほんとうによく理解出来る。

でも僕は許しを請うような思いは実際頭に浮かばなかった。それよりも今回の経験を意味化することに目が向いていたからね。綺麗事に聞こえるかもしれない。西川史子さんの方がより人間味のある本音に聞こえるかもしれないね。でもきっとそれは捉え方の個人差なのでしょう。いずれにしても僕は僕でない誰かに変わることは出来ないのだからね。だから僕はリハビリの状況に直面して向き合ってくれた身体と脳に不満ではなく感謝を伝えるようと考えたのだ。

そして僕のリハビリ人生はまだまだ続くのだ。当たり前の日常としてね、