最近テレビで大谷翔平選手に関する番組がよく放送される、去年あれだけの大活躍だったからね。また、大谷翔平選手に関しては子供のころからの様々な成長や育成に関する情報やエピソードが残っていることも特徴であろう、どのような支援を受けてどう成長して現在があるのかが極めてわかりやすく証拠とともに揃っているのであるよく取り上げられているのは、お父さんとの3つの約束と高校時代に立てた81マスの目標そして日本ハムの指名を受けて入団を決めたときの日本ハムの説得資料「夢のみちひしるべ」だ、では、誰でもこの3点セットがあれば大谷翔平になれるのか、そんなことはないことは誰でも知っているしかし、育成の○点セットで新入社員を育てようとしている企業は山ほどある。大谷選手にとって3点セットが有効だったのは、身体的(運動まどの能力)、気質的(性格特性)前提があったからで、そこには遺伝的な要素が大きく関わっているのである。つまり能力と特性と育成という他者の介入がものすごくフィットしていたわけだね、だから介入方法だけを手段化しても、前提の異なる人には適合しない。つまり素材に合わせた介入が最も効果的であり、重要ということだ、これはとても大切な視点で枠組み化手段化された教育からは未来を拓くようなタレントは出てこないという推察も成立する、実際小さい頃にIQが高かった子供の追跡調査(ハーバード大学)でそのよう高IQな子どもたちが大きくなったからと行って仕事で成功をうみだしたわけでもなかったことは知られている。つまり僕たちは、前提と前提にマッチした介入によって初めて秀でた力を発揮できるようになるのだ。計算能力や記憶力といった能力は今後AIによって今後置き換えられていってしまうので、AIが苦手とする能力こそがこれからの能力の前提となることは間違いないだろうそういった時代背景、技術の影響も重要である。実際大谷翔平選手もフォームの改善などで最新のテクノロジーを利用しているようだ。結局僕たちはありのままの自分を磨き上げていくしかないのだ、磨き上げ方が良ければ河原の石がダイヤモンドになるなんていうことはあり得ないしかし、河原の石だってその石にしかない良さがあるものだ、実際大谷翔平選手を育てた石巻東高校の佐々木監督は石を拾って以下のような心境に達したのだそうだ。
石は 動か ず 止まっ て い ます けど、 それぞれ に 表情 が ある ん です よね。 見方 によって は、 普通 の 石 が、 ものすごく 価値 の ある 石 に 見え たり する もの です。 たとえば、 石 を 台 の 上 に 置い たり、 器 に 入れ た と し ます。 する と、 初めて その 石 の 価値 が 増す 場合 も ある。 一つ の 方向 から 見 たら 同じ 表情 にしか 見え ない 石 でも、 角度 を 変え て 見 たり、 何 かに 置い て み たり する こと で 違っ た 輝き を 放っ たり、 重み を 感じ たり する こと が ある。 それ は 生徒 も 同じ な ん です。
佐々木 亨. 道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔 (扶桑社BOOKS文庫) (Kindle の位置No.1195-1199). 株式会社 扶桑社. Kindle 版.
石という前提