大ヒットした「嫌われる勇気」の共著者である古賀史健さんの素敵な装丁の新著「さみしい夜にはペンを持て」はなかなかユニークな内容ながら大切なことを気づかせてくれる本であり、評判が良いのも頷ける内容だ。私には少し読むのに少し時間がかかった本だけれどエピローグに書かれた一文はとても心に響いた。「ぼくは変わりたかったわけじゃない。ぼくはぼくのままのぼくをを好きになりたかった。そして日記を続けることで少しだけそれができている気がする。ぼくが日記を書き続けているのは続きが読みたいからだ」そもそも好きなことを見つけるのは難しいだからありのままの自分を好きになることは簡単なことじゃ無いのだ。あのイチロー選手はこうも言う。
彼らに伝えなかったですけど、そもそも好きなことが見つからないっていう人が多いんですよ。世の中に。大人になったって結局好きなことを見つけられずに、『自分は何をやりたかったんだろう』とか、『俺の好きなものって何なんだろう』って思っている人がほとんどですよ。でも彼らは、いま野球っていう確実に自分が好きだと思えたものに出会って、それを続けている。そこで過ごす2年半がどれだけ尊い時間なのかは、将来、気が付くわけですよ。今やっていることが好きだけど、苦しいことも多いしなかなか成果としても感じられないからね。幸せだと思えないかもしれないけど、あの時最高だったよなって必ずそう思う日が来る。必ずその日が来ます。だとしたら、やらないわけにはいかないよね。それを大人が教えてあげて欲しい。
ぼくのままのぼくをを好きになるためはまずはありのままの自分を観るのが一番だ日記を書いて読み直すのはその方法の一つであると言うことを筆者は言いたかったのでは無いだろうか。書くと言うことは自己受容の一助となる。だからさみしい夜にはペンを持てと促すのだ。ありのままの自分が好きになればさみしいと感じることもきっと少なくなるに違いない。
全ての問題は心が作り出す幻想である。(エリックハルトトール)のだから。ね。
