2013年11月13日水曜日

データ分析という思考の表れ

データをツールを使うとデータを操作することができます。しかしながらAというデータからBというデータに変換したり、AとBの関係性をあらわすCというデータを生み出したりという行為自体は、データ分析とは言えないと考えます。

なぜならば、データ分析とは、「データの分析」ではなく、「データを用いた分析」だからです。

例えば、「データを用いない分析」を考えればよくわかると思いますが、分析とは対象となる事象を分解したり視点を変えたりしながら理解すること、つまり、自らの認知を疑い正しく物を見ようとする姿勢と事象を理解するという思考だからです。

そこに、それらの理解を助ける「データ」が登場します。それが「データ分析」です。いや、「データ分析」とはそういうものだ考えています。

ですから、データを操作、加工するまえに対象となる事象を見つめる必要があります。そして、「データを用いない分析」と「データを用いた分析」の矛盾やジレンマのなかに新たな思考の道が開かれるのだと思います。

「データを用いない分析」において発揮される、人それぞれの感性や知見と、「データを用いた分析」において表出される分析結果(もちろん正しい手法で)という客観的事実の相互作用において、「データ分析」の多様な世界が創発するのでしょう。


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