2013年11月14日木曜日

多様性、一体性、そして社会性

予々、「プロフェッショナリズムと自発的恊働意欲」を個人のテーマとして、色々見たり、考えたり、決めたり、学んだり、学び直したりしているのですが、それを比喩する面白い表現に出会いました。

それは、”ニギリメシトモチ”という表現なのですが、米粒ひとつひとつが形をしっかりと残して体をなす”ニギリメシ”と米粒の形無く体をなす”モチ”の違いをもって、集団の特徴を表したものです。

ところがこの話にはもっと面白い展開があって、じつは”ニギリメシ”では、米粒一粒一粒が互いに繋がる為の強さが必要なのだそうです。そう、プロフェッショナルが恊働するためには自発性と意欲が必要であることを”ニギリメシ”が教えてくれるのです。これはスティーブ・ジョブズのイメージするチームワークとも通じると思いました。

では、そのような強さが無い場合、集団がどのように維持されるのかというと”スッと入れる”感覚が大切なのだそうです。相性、組み合わせ、共感といった感性的な繋がりで組織を維持、発展させるケースが思い浮かびます。

これらは、社会性という観点で考えられそうです。社会性とは「人は、誰がその場にいるかによって、行動を変える」(「拡張する脳」藤井直敬著 )ことですから、プロフェッショナルは他のプロフェッショナルが居ると、目的に向けて相互に貢献を始めますが、非プロフェッショナル同士もしくは一方が非プロフェッショナルな場合は、共通点探し、共感探しからはじまって全体が同調していくのでしょう。

組織の中にあって予定調和に陥らない、同調圧力に屈しない為には、組織をプロフェッショナルの集まり、すなわち”ニギリメシ”にする必要がありそうです。


バラバラが集まるために