そのような状況において若者が経験者に勝つことが出来るのでしょうか。
もちろん、答えは”YES”です。
そこで仕事をしていて残念な人(経験者)を2パターン、取り上げてみたいと思います。
まずは、「とりあえず」人間
例えば、システムの開発依頼に関して、数回会っての説明と、提案参加の意思を確認したうえで仕様書を出したのに提案期限間近になって辞退する人です。「とりあえず」聞いておいて、条件が合わなければ辞退すればいいというスタンスの人とは、先々、真剣に仕事が出来ません。
一見、合理的な判断があるように見えるのですが、実は、効力感の不足(「効力予期」「結果予期」のいづれも足りない)によるところが大きいのだと思います。つまり、検討する前にすでに結論が出ているのです。
ですから、そういう人の第一印象は「あ、きっと辞退するだろうな」というもので、辞退が予想外のことではないことに後から気づきます。
逆に、実績が多くなくてもとにかく提案を作ってくれる人とはいつか、いっしょに仕事をしてみたいですね。
つぎに、「おれさま」人間
自分は何でも知っている、すべてわかっている、という傲慢な人は、局面が困難になると他人のせいにして逃げ出すことが多いように感じます。商談やコラボレーションの話をしていて結構萎えるのがこの手の人です。
「いいと思うよ」「いいんじゃない?」とまずは上から目線。
「では、いつごろからはじめましょうか?」というこちらからの問いかけに、
「いま手掛けているのが片付いてから、そうね、1年後くらいかな?」(今でしょ!)
とか
「他の部門にかけあってみますよ」(逃げた…)
とか
「儲からない事やるのは○○」(儲け方を考えるのが商売だろ)
とか
「いや、世の中そういうものでしょう」(思考停止を正当化)
みないな発言があります。
実は、挑戦するのが怖い(結果責任を負う恐怖と能力不足を露見する恐怖)のだろう、と踏んでいます。
この2つのパターンは、発注側、受注側、コラボ、いずれの立場で現れます。
このように言い方は様々ですが、要は仕事の中で簡単に「出来ない」と言ってしまっている訳です。また、印象ですがそのような人が一層、増えているように思います。それは、若手ではなく、その道の経験者です。
そのような人が必ず上手く行かないかと言えば、ビジネスとは不思議なもので既得権益が横行しますし、運もある「複雑系」でから、因果で考えてはいけません。
また、そもそも他者を好き嫌いしていは自身に学びがありませんから、あくまでも「残念な印象を受ける人」と限定した話です。
さて、実社会で「残念な印象を受ける」経験者はたくさんいて仕事の現場は穴だらけです。ですから、これから社会に出る若者はその逆を行けばすぐにでも経験者に勝てると思います。だって、本人は気づいていませんが、すでに相手は逃げ出しているのですから。
最後になりますが、勝つ方法は、
「最初から本気」と「自分ごとの勇気」
です。
「最初から本気」と「自分ごとの勇気」 これはいい事例!
