あるワークショップで関わったグループの方たちは、皆さん印象深かったのですが、そのなかでもワークのキーとなった方は以下のような特徴を備えていました。
1.親分気質がある
2.マイペースである
行動傾向として、周囲の人を引っ張るオーラを持っており、他の人に合わせて行動するのではなく、自分の視点やリズムで動きます。一方、周囲の人は自然とその人の様子を窺い、その人に合わせる感じの動きになっていきます。
この時、気になるのが、ワークショップの目的沿ってチームが動いているか、チームの中から健全な葛藤が失われ、迎合、手抜きが発生していないか、の2点です。目的から離れることも「学習」ですから否定する対象ではありませんが、あまりにもチームの動きが目的から離れていれば介入によって修正を掛けなければいけません。しかし、チームのオピニオンとなっている人が独自の路線に行かれている場合、介入と修正には困難が予想されます。
もちろんファシリテータとしての関与ですから自らオピニオンを形成することはなく、「流れに任せる」、「ゴールを提示する」、「ルールを活用して言動を制する」などの選択肢から最適と思われるアプローチを試す事になります。
人の理解で捉えると、実は、前述の特徴を持っている人は、かなり慎重な面と自分の経験から物事を推し測る性向があるので方針変更に抵抗感があるのです。逆に自分が経験をすると抵抗感が無くなり謙虚になります。そこで、ファシリテーションでは本人の流れを尊重しながら目的に向かう経験を増やすよう関与してみたところ自らゴールに向かって走ってくれました。
その活躍振りは、チームに対して、マネジメント、リーダシップ、モチベート、メンタリングを発揮するし貢献する見事なリーダーシップでした。
もちろん、いつもこのように上手く行く訳ではありませんが、その期待以上の行動は深い感動とファシリテートした私にとって大きな「学び」となりました。
人の理解は感動を生みます