“豊かな社会”とは、多様な報酬がもたらされ得る社会のことであり物質的に豊かで「働かなくてよい楽な社会」のことではないだろう。
多様な報酬とは、もちろん金銭による報酬のことだけでなく、遊びのように活動に内在する報酬も含まれる。
だから”豊かな社会”には多様な価値観が充足した状態で共存しているのだ。
そんな社会において働く意欲は、金銭、社会的立場などの報酬よりも、仕事を通じて内在する報酬、「能力」「仕事」「成長」を得ることから動機づけられ、「学習と探求」と「自他への貢献」行動として自分や他者から認知されるものだろう。
そして、その報酬は仕事経験を通じた学習からもたらせられるものだけど、真の「学習」には、棄却など苦痛を伴うものであり、決して「楽」なことではない。
「豊か」=「楽」の図式にはならない、その逆も然り、でね。
「楽」の果て