国と国の間で過去に諍いがあってなかなか問題が解決できないときに「未来志向」という言葉が使われる。
過去は変えられないし、しかも立場によって歴史の意味は異なるものだから過去の出来事に対して相互に受け入れ合うことは簡単ではない。
特に相手より優位に立ちたいという政治的思惑があればなおさらだ。
そういった時、解決できないこれまでの出来事は棚上げして関係改善を図るには、未来に向けた関係作りをするしかないものね。
でもこれ、国と国の話だけではないよ。
人の感情の中にある葛藤も同じなのかもしれない。
人は他者が自己に対して抱くイメージに決して満足することなく対立する自己イメージを形成してしまうのだそうだから、人と関わることには多かれ少なかれ必ず解決できない葛藤がある。
忘れてしまうような些細な葛藤もあれば、囚われてしまい逃れられない苦しみを感じさせる葛藤もある。
これ、実感なのです。
この葛藤を解決するのには、リフレクションによって他者の立場や心情から自分を見つめ直す方法があるのだけどそれなりに時間は掛かるし他者に落ち度などがあれば受け止め方では解決つかない。
でも、そんなときでも未来に目を向け過去を棚上げすれば、葛藤は消失するのだ。
精神衛生上、とってもよろしいことである。
国であれ個人であれ、未来志向には解決不能な問題にエネルギーを注ぐことを防ぐことでよりカーボンニュートラルな未来を実現する力があるのかもしれないね。
未来に目を向ける