徒弟制度では弟子は師匠の心信念を模倣する、それは長き、実践の中で培われるものだ、例えばリハビリの現場では、介入の方法だけでなく、他者の介入から学び取る観察眼、患者への接し方などのハイタッチも、師匠の信念として、弟子は受け取るのだ。NHKサイエンスZEROでタコの🐙知性について解説していたけれど、タコは観察学習が出来るのである。しかもクロスモーダルで学習し記憶して課題を解決する。療法士の観察学習による課題解決は信念の模倣であってエビデンスベースの科学的と言われるメソッドではない。
昨日エビデンスベースについて書いたけれども、それが科学的アプローチだとすると、信念の模倣は哲学的アプローチであり、現場で見出された本来的な在り方と言えるかもしれない。どのような介入が効果的であるかその、信頼性妥当性をデータによって実証し誰でもが効果を再現するのが科学的だとすると状況に応じてその人ならではの最適な介入の智慧を創発することはその人の本来的な在り方の学習なのである。要するにエビデンスベースは万能ではない、科学的であること以上に生き物の知や知能には大きな可能性が秘められているのである。
