一つめは、テレビ朝日の動画投稿サイト開設において見受けられた強い忌避性の問題です。開設された「みんながカメラマン」というサイトは直後に閉鎖されたそうですが、問題はその利用規約にあったようです。この規約、投稿者は一切の権利を放棄するにも関わらず、テレビ朝日が動画を利用した際(編集も自由!)に問題が生じたら全て投稿者の責任というとんでもないものです。
この動画投稿サイトは、スクープを集めるのが目的ですから、前提が偶有性にあるにも関わらず、想定外の出来事を排除しようと目論む意識には飽きれる限りです。更には、それが報道を担う会社から出て来たことに問題の根深さと病理性を強く感じます。
二つめは、高校野球に関するニュースです。高校野球に関してはおむすび話もありますが、そちらではなくて決勝点を与えてしまった守備に関して流れた「ベンチの指示が中途半端だった」という記事についてです。察するに守備をした選手を気遣った関係者の発言があったのかもしれませんが、記事からは、「因果」に拘る姿勢が強く感じられました。ミスという結果には原因が無くてはならないという文脈です。
選手の話では、打球を処理するさいに頭が真っ白になったとのことでしたから、無意識、反射的に身体が動いて送球したものだったのでしょう。
決まったルールで餌づけされたハトは、ルール外のタイミングで餌が出てくると混乱して踊ってしまうそうです。ハトと選手を一緒にするような話しでは当然ないのですが、個人的には混乱した状況における行動に因果律は無いと考えた次第です。
開いた口が塞がらない