”ローキティ「猫じゃない」に世界激震
サンリオ広報談「前略…ハローキティはネコをモチーフに100%擬人化したキャラクターです。…後略」”
質問に対してサンリオは非常に真面目に答えたわけですが、同時に「擬人化」について大きな問いかけをしていると思いました。
というのも世の中「擬人化」だらけなのにそれを意識していないからです。
「擬人化」とは、「人間以外のものを人物として、人間の性質・特徴を与える比喩の方法(wikipedia)」ですが、人間でないものは人間の性質・特徴を持ちませんからそのものの理解を誤ることになります。
キティちゃんや世の中に溢れるゆるキャラだけでなく、ペットや草木などの生き物にも「擬人化」は盛んに行われています。組織の人材開発に関する領域でももちろん、「擬人化」があります。
例えば、ハイパフォーマーやマネジャーをするときに使うロールモデル。様々な場面で発揮される行動傾向を積み重ねていくことで役割における推奨行動を記述したものですが、文書であって人間ではありません。
しかし、意識の中ではそのような人が居て行動を手本として真似をする対象であるかのように認知されていきます。
さて、そもそも他者の理解自体が理解者の中での像(すなわち、人間ではない)であってそれに性質・特徴を与えることと「擬人化」の間に違いはあるのでしょうか?
ヒトデハナイ、ヒトデハナイ(サカナクション風)
