2017年5月22日月曜日

「相性」にはマネジメントの本質が隠れている?

僕は、子犬のしつけ教室に通う中で知ったことがある。

子犬のしつけが「マネジメント」として語られるということだ。

確かに、「“異質な相手と 上手く関わり目的地に たどり着くこと”」に違いはない。

そして子犬は本当に異質だ。

その子犬と楽しい生活を実現するためにどう関わるのかが「しつけ」のポイントなのだけど、例えば、甘噛みする子犬に対して行うのが「噛まれないマネジメント」だ。

この話には「犬は噛む生き物です」という大前提がある。

つまり、噛む生き物に噛まれないための関わり方が必要で、結論から言ってしまえば、「噛ませない」ことがポイントになる。

噛みそうになったら、おやつやおもちゃで気をそらしたり、場を去ってしまうことで噛ませないのが関わり方なのだそうだ。

噛んだら叱る、諭すといった外圧での解決(負の行動の矯正)でなく、それまでの楽しい時間(正の行動)が失われることを知ることで問題行動を取らなくなるという内圧での解決を期待する。

地道なのだけど、どうやらそれが正解みたいである。

というのも、外圧での解決は、ある人の場合は効いても他の人では効かなかったり、下手をすると噛むとかまってくれると勘違いし問題行動が強化される場合もあるのだそうだ。


さて、会社でのマネジメントは、ポジティブなフィードバックだけでなく、ネガティブなフィードバックも行われる。

いや、ネガディブなフィードバックだけでなく、ポジティブなフィードバックも行われる、という表現が正しいのかもしれない。

しかし、「相性」が合う人からは、自然とポジティブなフィードバックが多くなる。(だから相性がいいということでもあるけど・・・)

そこで気づくのだけど、マネジメントとは「相性」を良くする取組みであるとも言えるのではないだろうか。

確かに、我が家の子犬のしつけが目指しているのは、服従させることではなく、楽しく暮らすパートナーになることであり、そのために関わり方を学んでいる。

マネジメントとは何か。「相性」にその本質が隠れているのかもしれない。


主役だよ