2017年5月26日金曜日

僕の中に「ぼうぼう燃える職人魂」はあるか

仕事観についての問いかけがある。

○課題解決には、期間・費用・要員のそれぞれについて制限があるものであり、限られた条件の中での成果こそ本当のものである
○働きがいとは成就させることであり、結果そのものは必ずしも求めない(結果さえ良ければよしではない)
○すべての課題とは、自分の能力における挑戦課題であると考え、自分自身の能力に対する努力を惜しまない

○与えられた作業やプロジェクトに対し、全力をぶつけてこれに当る 

もし、これらの問いにビビッときたら、それは心の中の職人魂が疼いている証拠だ。


先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で数寄屋大工の匠、升田志郎さんを取り上げていた。

そこで知ったのが、江戸時代に書かれた大工の技術書に棟梁の模範として記された「五意達者」だ。

「五意」とは

設計図を読み解き的確に墨付けができる技術、①式尺、墨がね
金勘定と緻密な計算力、②算合
削りや加工のあらゆる、③手仕事
デザイン性の優れた内装を自ら作り上げる力、④絵用 ⑤彫物

で、「一人前の棟梁はこれら全てに熟達するために昼夜不怠で努力をしなければならない」と書いてあるらしい。

さらに、升田さんは師匠、中村外二さんから「建物は作って半分」「後の面倒で半分(育てて半分)」と教えを受けたそうである。

様々な条件や困難の中で自らの手を使い素晴らしい建物を作り、建てた後も手入れを行って完成させていく姿は、まさに大工という職人が目指す到達点なのだ。

僕は商人に家に生まれ育ったので、職人の一途さに比べずっと臨機応変だと思う。

昼夜不怠で五意に熟達するより、時流(トレンド)を読んで儲けを出そうとする指向があり、無意識に商売においては敵味方や強者弱者を嗅ぎ分けている。

やはり商人気質が強いのだろう。

一方、番組に感銘を受ける自分を知るに、職人に対しての憧れがあることは間違いないので、多少職人の血が流れているのかもしれない。(実家がかつて製造卸を営んでいたので職人の部分もあったのだろう)


ぷかぷか