この社会人基礎力に欠けているのは「おたくを極める力」だ。
「おたくを極める力」とは、誰かが作り出した世界観をこだわりを持って掘り下げ独自の世界観を作る源泉になる。
そう、クールジャパンの原動力だ。
にも関わらず、社会人の基礎となる力からなぜ外してしまったのだろうか、大いに疑問が残る。
また、3つの能力それぞれの独立性が高い(「みな同じことを言っているよね」とはなっていない)のは良いが、それ故にひとりが全ての能力を備えることのハードルは決して低く無い。
要するに「組織でなんでも出来る人」という理想像になっているのである。
さて、「おたくを極める力」は「発酵する力」でもある。
開発環境を使って独自の世界を作り出すITエンジニアなどに必須だ。
スティーブ・ジョブズにしたってジェフ・ベゾスにしたってマーク・ザッカーバーグにしたって、環境を発酵させてイノベーションを起こした人たちだよね。
そして、パーソナリティ特性的には、若者の中でこの力が高まってきているものの、企業が採用選考で注目しているのは経済産業省の視点とあまり変わらない。
サブカルチャー、発酵食品など海外から評価されている日本の強みの源であり、IT社会で活躍する際の重要な力を、僕たちの社会は今でもどこか軽視しているのでは無いだろうか。
極めるとこんな感じ?