2017年8月26日土曜日

どこまでが空手形? 仕事のなかの約束を考える

今の時代「手形」と聞いてわかる若者はどのくらいいるのだろう?

日本全体として産業が成長期にあり、会社にお金が足りなかったとき、支払いと決済の時間差を作り出す「手形」の仕組みには事業を成長を加速させる働きがあったよね。

しかし、ちゃんと決済出来なければ、支払いが行われないことと同じだから大問題。

そう言った、約束不履行的な手形を「空手形」と言い、実際の決済手段としてだけでなく、出来ない約束も「空手形」と言われるようになったのだ。

さて、本当は出来ないことを出来ますと言ってしまうのは詐欺みたいなものだけど、出来るか出来ないかわからないことを出来ますと言うのは微妙だ。

想定と結果には少なからず違いが生じるものだからね。

世の中にはやってみなければわからないことの方が間違いなく多い。

だから、やってみて結果が想定と違ったからと言って「空手形」をきったと責めるのはどうにも一方的だ。

プロジェクトマネジメントでは、「もし出来なかったらどうするか」を考えるリスク管理は欠かすことが出来ない。

リスク想定をしていない方がダメなのだ。

要するに、空手形は出し手と受け手がいて成立するものであり、受け手が出し手に信用を与えているのだから、リスクマネジメントをしていない受け手にも大きな責任があるのだよね。


ドラマチックトーン