2017年8月4日金曜日

吸収? 噴出? タイヤと雰囲気の共通点を考える

最新の自動車も、100年前の自動車もタイヤがついていて中には空気が入っている。

空気が地面の凸凹を吸収して乗り心地の向上に役立っているのだ。

空気の入っていないタイヤではさぞかし乗り心地が悪いだろう。

Wikipediaには、空気入りタイヤのことが以下のように載っている

”空気入りタイヤ(pneumatic tire/ニューマチックタイヤ)は1845年にイギリスのロバート・ウイリアム・トムソンが発明し特許を取得したが、実用化には至らず、1888年にスコットランドの獣医師ジョン・ボイド・ダンロップが自転車用を実用化するまで待たなければならなかった。
自動車用の空気入りタイヤは、フランス人のアンドレ・ミシュラン、エドゥアール・ミシュランのミシュラン兄弟が、1895年に開催されたパリからボルドーまでを往復する、全行程1200kmのレースに使用したのが最初である。”

空気を活かそうという考えが素晴らしい。

今後、自動車が電気100%になっても、自動運転になっても空気入りタイヤであることは変わらずに僕たちの生活を支えてくれるのだろう。

でも、自動車には空気入りタイヤをバネなどで支えるしなやかな仕組みがあることを忘れてはいけないよね。


さて、集団の中で「空気を読む」のが上手い人がいる。

雰囲気の中に存在する様々な圧力を感じとることが出来る人だ。

この力はタイヤの空気と同様、人間関係の細かな凸凹を吸収してくれる。

なめらかな社会に役立っているわけ。

一方で、それをいいことに圧力をかける人もいる。

国有地の払い下げ交渉の場で権力者の名前を出したり、教科書の件について議員の立場で学校に電話をかけたりと、自分の目的を達成するために相手が空気を読むことを強要しているのだ。

円滑効果を超えた圧力だけど、圧力をかければ当然反作用がある。

エネルギーは保存されるのだ。

情報化社会、特にネット社会ではネットの中に広がりった雰囲気は大きな圧力となって吹き出す”炎上”が珍しくないから圧をしなやかに受け止める仕組みが足りていないのかもしれないね。

僕たちの周りには、散々批判されて辞職するにも関わらず笑顔で離任式に出てしまうような空気を読めない人もいるけど、空気入りタイヤが世の中から無くならないように、少しは空気を読む力があるといいのになぁ・・・


空気入り