僕は昨日タレントマネジメントシステムとキャリアプラットフォームの違い。を少し考えていた。
人事におけるシステムとはそれ以外にも、労務管理、給与計算それに、採用管理などがあって、理想的には全部が一体化したものだろうけど、DXで提供されるのは割と小分けにされたシステムである、むしろ給与計算は会計と一体化されていたりする、それはお金が主語になったシステムだ。きっとその方がシステムを作りやすいのだろうね、提供価値も明確になるし。
つまり、システムは経営資源ごとに準備されがちなんだよね。キャリアプラットフォーム、タレントマネジメント、採用管理は人的資源の管理が主語だね。
しかし例えるならばタレントマネジメントシステムは運河のは閘門みたいな仕組みであり物流システムのようにを経営を目的に到達させるするためのインフラだ、必要なのは大局的な経営の視座と事業課題ごとに人を浮かび上がらせる機能であり、経営目的や経営目標と切っても切れない密接なつながりがある。人材プールと呼ぶのも興味深いよね。
一方でキャリアプラットフォームはリバークルーズのようなものだ個人の目的地までの旅程とその経験(キャリア)における習得されるスキルと働く人の満足度が管理されるものだ
僕はかつて人材DBの構築に取り組んだことがあるのだけど、そこで一番苦心したのは人ベースと仕事ベースの統合であった、人ありきか仕事ありきか、だ。
これは組織とは何かという問いに密接に関係していると僕は考える。
人と人のつながりである、コミュニティというネットワーク関係に共有された問題の解決という目的が与えられその目的の実現に向けた役割と責任の分解と割当が行われ組織という協働形態が出現する。
そこに至り組織とは人のつながりが母体なのに仕事が前提となっているという多義性のが生じているのだ。
経営という仕事が経営資源の最適配分の実現だとしたら、人事システムが人とお金の最適配分に向けた労務管理、給与計算を中心に整備されてきたのは自然だったのかもしれない。
一方で、後回しにされたのが、コミュニティのポテンシャルを開放するといったコミュニティマネジメントであろう。
コミュニティの問題はマネジャーのマネジメント能力やモチベーションという個人の問題に転嫁されてしまったからね。
しかし僕はコミュニティの問題とは社会ネットワーク論と学習の問題だと考えている。
そしてこの両方を管理出来るシステムは存在していない。
特に個人のキャリアはと開いた概念である
つまり、1つの組織で完結する話ではない。
だから僕が考えるキャリアプラットフォームとは、つながりと学習が統合された一人称データ、を収納出来るプラットフォームなのである。
