2022年11月27日日曜日

産業組織の隠された重要課題人事部員の健康問題。

 経営者は人事部にきっと、社員がしらけることなく仕事に向き合って、会社の目標や目的を達成できるように、制度を定めて運用して欲しいと願っている。

しかし人事部は組織のルーチンのみならず、様々なトラブルに振り回される。

恐らく人事部長とか集めて、人事部あるあるなんてやったらきっと、夜を徹して話が花開くに違いない。人に関するトラブルは全て人事に集まってくるからね。

健康問題にハラスメント、残業に退職。問題社員に社員のモンスター家族対応。

組織のトラブルは尽きることが無いからね。

前近代的な師弟関係威光模倣においては、矛盾や曖昧さ理不尽さは組織の当然だけれども、民主主義的近代的産業組織において協働は、公正明朗平等で組織構成員が納得をもって働くのが当然であると考えられ必要以上に組織に尽くせばやれ社畜だブラックだと騒ぎ立てられる。察して動く働くとは傍を楽にすることだよねなんて言っていられない。

組織の源流が人と人の関係性全体であるコミュニティにあるとすればいかなる近代的産業組織においてどんな人事制度を構築したとしても曖昧さを排することは不可能である人そのものがあいまいで矛盾を孕んでいるのだからその掛け算であるコミュニティはそもそもが曖昧さと矛盾の宝庫だ。民主主義と社会のサービス化があいまいさと矛盾のない世界と言う幻想を僕たちに植え付けてしまったけど、曖昧さと矛盾の中で偶有性を発揮して環境に対峙していくというのが生命の摂理なんだけどね。

人事部とは、組織を仕切る権威部門のように映るけど実際は協働のジレンマに晒される、ストレスフルが掛かり続ける疲労部門なのだ。

これは個人的な見解だけど、人事部員の心身不調(メンタル発症)比率ってその他一般社員よりも高いのではないだろうかストレスが掛かり続ければ肉体ならば疲労骨折したり金属だったら破断してしまうのと同様にね。

人事部の活動はプライバシーに直結するから秘匿性が高く、こういった人事部員の健康問題もなかなか表面化しないけど、僕は現代の産業組織における重要な課題になっていると考えている