脳卒中の発症で歩くことはもちろん立っていることも出来なくなった脳卒中サバイバーの父ちゃん、血種除去手術後間を開けずに始まったリハビリもその後の。
回復期リハビリを保険適用目いっぱいの6か月を乗り越え、
現在は在宅訪問リハビリと、デイケア通所リハビリを継続中なのであった。
最近は歩行もだいぶ出来るようになり、家では装具なし杖無しで歩いたりしている、
一方理学療法士さんとのリハビリでは歩行速度の向上に取り組んでいる。
昨日は通所リハビリの日。50メートルを杖無し杖アリでタイムトライアルを行った。
杖無しで路上を歩くのは危険なので理学療法士さんの恋人のように腕を持って歩く。
結果としては今までにない記録が出せた。健常者の歩行速度は分速80メートルくらいらしい。屋外歩行訓練をはじめたころのとうちゃんは分速10メートル通の人の1/8でしか歩けなかった。
昨日杖無し(腕組み)歩行では何と分速37.5メートル杖アリでも分速22メートルで歩けたのだ。
かつての2倍~4倍速で高速に移動できるとうちゃんもはやサイボーグ009のジョーなのかもしれない。
脳卒中サバイバーとうちゃんの加速装置は、中国から来た超勉強家の理学療法士さんなんだけどね。
一分間で37.5メートルワープできれば。30メートルある大通りの横断歩道を40秒で渡り切るなんていうミッションもまったく問題なくクリアだ。
振返ればワープ航法を手に入れるために夢中になりすぎて酸欠で卒倒(転倒じゃない)失禁しちゃったこともあったけど、
今は、常に自分の体調をモニタリングして決して無理をしないようにワープチャレンジを繰り返している。
脳卒中サバイバーの生活訓は「できなくなったことを嘆く」ではなく「出来ることを120%頑張ろう」だ。
確かに歩行訓練では毎回2割増しくらいで歩行速度が上がっていった。
そしてそれがやがて4倍になり2倍になったのだ。塵も積もれば山となる戦略こそ、脳卒中サバイバーの核心戦略なのである。
