2014年3月29日土曜日

因果律にこだわる不安心理

いんがりつ【因果律】
哲学で、すべての事象は、必ずある原因によって起こり、原因なしには何ごとも起こらないという原理。(goo辞書)

人は未知のことや理解できないことに出会うと不安になります。

不安(ふあん 英語 uneasiness)とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚(予期不安)である。(Wikipedia)

予期不安は、効力感がじぶんに出来そうという感覚(効力予期)とある結果に至るだろうという感覚(結果予期)であることと対照的です。

さて、気味の悪い心理状態にあるときや予期不安があると、人は、その心理状態を改善したり、逃避することで解消しようとします。

そして心理状態の改善において都合良く使われるのが因果律であり、原因探し、犯人探しです。

この因果律と不安心理の関係性は社会の至る所で見られると考えています。もちろん、因果がある事象においては不安心理は関係ありませんから、ここでの主語は因果律でなく不安心理のほうです。

不安心理が強いと理解し難い原因と結果が出現します。また、同時に逃避も発生します。

「今の自分が辛いのはみんなあなたたちが悪いからである。」といって対話や責任を避けている人は、自分の経験では100%、不安心理が非常に強い人です。

そして、心理状態改善のための因果律を振りかざす人を相手にしているとただ振り回されるだけなので距離を置くことが肝要だと思います。そもそも未来は不確実なのです。


偶然ですよ、偶然