2014年3月3日月曜日

アウトプットは求められて出すものではない

採用面接で応募者が提出する物は、中途であれば、95%が履歴書、職務経歴書、あと応募書類です。新卒であれば、履歴書と応募書類(エントリーシート)ですが、2〜3種類の書類と口先で志望の本気さを伝えることは可能なのでしょうか?

書類を見ながら、会話を通じて人柄や経験や能力を判断しようとしても、雲を掴むような感じで抽象的な印象を拭えません。そこには何も具体的なアウトプットが無いからです。

経験や経歴はアウトプットではありません。足跡です。そして私たちが「仕事をする」ということは他者にとって良いインプットとなるアウトプットを出すこと、今から未来に向けて生み出す行為です。

面接している人材が、今、そして将来においてどのくらいのアウトプットを出すことが出来るのだろうか、それが、一番の関心事なのですが、それに応えてくれる人材は極めて稀です。

募集要項に「作品持参」とか記載すれば何かを持って来てくれるのでしょうが、課題ありきではなく、何も求められなくても志望する会社にとってよいアウトプットを持参すれば、その人材の人柄、経験、能力、そして意欲、貢献心すべて見えてくると思うのです。課題は自ら創るものです。

社会人も学生もそこは一緒のはずです。

おそらく、意欲の高い人材が集まる企業では、採用応募においてもアウトプットする人材も居ることと思いますので、それらの人のスタイルが早くスタンダードになって欲しいものです。


採用活動だけでなく、日頃の仕事でも圧倒的にアウトプットが不足していると感じることがあります。そういう人に限って、情報が少ないとか、よくわからないとか、もっと詳しく説明して欲しいなどと口にする気がします。

そう言う人は、自分がアウトプットしないのはインプットが少ない(悪い)からだ、と暗に語っているのでしょう。

何を出すのか明確になったらちゃんとアウトプットしますというのではいつまで経っても良いアウトプットは出せません。アウトプットは求められて出すものではないと思うのです。


期待より貢献 って言うじゃん