2015年5月22日金曜日

思考や感情は伝播する だから会議は恐ろしい

動物には、ミラーニューロンがあって、社会が作られます。

これは、他者の感覚や感情を受け取る能力で、それによって、危険察知、機会到来、喜び、悲しみ、怒りなど、ある個体が持った知覚や情動を他の個体に迅速、正確に伝播することが出来るのです。

一方、これは厄介な面も持っていて、個の問題を他が共有してしまうことにもなります。

例えば会議において、不機嫌な一人の存在は会議全体の雰囲気を悪くします。

つまり、不機嫌な感情に知らずのうちに影響されているのです。

狭い空間になるほどこれは顕著になります。

これによって会議の議論は、先鋭化し極端な方向に進んでしまったり、一方で、停滞、沈滞した空気に支配されてしまったりするのです。

この空気を打ち破れるのは参加者の強い信念や信条といった意志によるのですが、構成メンバーに上下関係があると打開は困難になります。

要は、会議のリーダーはそのことを自覚して場を作らなければならない、ということです。

プレイヤーとして一人で戦う場面であれば、どう悩もうとも、どう感じようとも構いませんが、群の中に居る場合は自らの思考や情動をコントロール出来なければなりません。

資質として場を作ることに長けている人もいますが、そうでなければ知性によって思考や情動をコントロールするスキルが必要となりますから、気づき、学べることが重要になるのでしょう。


感じる?