2015年8月12日水曜日

「問い」の立て方 自己効力感と自己本位性が織りなす世界

”愚問は頭を悪くする(大村はま)”

事象を考える際に「何を問う」かはとても重要です。

”思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから”

マザー・テレサはこう仰ったそうですが、思考の入り口にあるのが「問い」です。

そう、「問い」が悪いとよい運命を引寄せることが出来なくなるのです。

さて、個性の多様さにおいて、他者との違い、関係性を強く表出する性格特性が、自己効力感と自分本位性です。(以前のエントリーで「効力感と社会性」を取り上げましたが、社会性を構成するのが、自己本位性と他者への関与性です。)

自己効力感は、何回か取り上げていますが、「結果予期」(きっとうまくいく)と「効力予期」(自分にできる)という2つの将来予測について達成可能性を感じる傾向性です。

積極性や達成志向、課題志向そしてストレス耐性の背景には自己効力感が大きく関わっています。

一方、自己本位性とは読んで字の如く、自分の考えや欲求に固執する傾向です。

この2つの傾向性を理解するとその人の「問い」の立て方が下記マトリクスのようにわかってきます。

「問い」の立て方は、自己効力感は低くなるほどに拒否感が増し、自己本位性が高くなると目的よりも自己満足感、自己本位性が低くなると当人の目的を流してしまう、漂い感が増してきます。

このように「問い」の立て方には性格特性が影響していますから、自分の運命を拓くためには、自分や自分の状況をよく知り「問い」の立て方自体を「問う」必要があるようです。

なお、簡単な自己チェックは以下の質問でできます。

自己効力感:質問)本心では自分は何事もやればできると感じている
      回答)はい、どちらでもない、いいえ →高、中、低
自分本位性:質問)周囲に抗う、自分が正しいと思うことを主張している
      回答)はい、どちらでもない、いいえ →高、中、低




「問い」の立て方いろいろ