2015年8月23日日曜日

「理想とする本来の姿」と「不安」の狭間にある「まぼろし」

本来はこうしたい(して欲しい)のに、スキルが足りないから上手くいかない・・・

自分や他者に対してこのように考えることは少なくありません。

では、本当に足りないのはスキルなのでしょうか?

リフレクションの大家、コルトハーヘンさんが提唱するコア・リフレクションでは、「自分の中には最善のものがある」という考え方に立っています。

コア・リフレクションは、リフレクションを通じてその最善なもの、「コア・クオリティ」に気がつくことです。

コア・クオリティの例は、クリエイティブ、繊細、愛情豊か、信頼などで、分けることができず、既に備わっていて広く応用できるものです。

一方、コア・クオリティの対極にあげられるのがコンピテンシーで、分けられる、習得できる、領域特有といった特徴となります。
 
つまり、人が活躍する際の中核的な資質がコア・クオリティであり、コア・クオリティとスキルの連動が強い専門家を作ります。

活躍に関わる中核的な資質ですから、成功体験、その人の理想、そしてコア・クオリティに焦点を当てフロー(忘我)の状態を観察することで取り出すことが出来ます。

コア・リフレクションが行うのはこのプロセスです。
 
逆に、不安、自信がないといったときは、「スキルが足りない」のではなく、実は「コア・クオリティ」が発揮されていない状態なのです。

何か上手くいかないときは、「スキルの獲得によって上手くいくようになる」という「まぼろし」を追わず、自分のコア・クオリティを見つけましょう。


この子のコア・クオリティは「食べるのが好き」