数値自体は誰が見ても同じなのですが、その数値の持つ意味をなかなか聞き手に腹落ちさせることが出来ないからです。
「数字はわかるけど、で?」
「なんだかピンとこないなぁ」
表情からもそんな本音が伺えます。
そんな場面になると思い出すのが井上ひさしさんの文学観、
むずかしいことをやさしく ←最初のハードル
やさしいことをふかく ←二番目のハードル
ふかいことをゆかいに ←ボスキャラのハードル
ゆかいなことをまじめに ←ラップアップ
書くこと
です。
さて、以前のブログでも書きましたが池上彰さんの伝える技術は、最初のハードルをクリアする有効な方法です。
次に、「やさしいことをふかくするため」にはどうすば良いのかと考えて思いつくのが、一橋大学教授楠木建氏が展開する「ストーリー」での共感作りです。
二番目のハードルがクリアできました。
問題はここからです。
深いテーマをユーモア、面白い言葉で包み込む。笑いは言葉、言葉で笑いを作っていく。
そんなプレゼンができれば数値の意味もストンと腹落ちすると思います。
ユーモア、面白い言葉で包み込むで思い出すのが、組織学習のUnlearningを「学習棄却」ではなく「学びほぐし」という言い回しです。また、美しい商業的なイラストでなく、下手な手描きの絵を使ったプレゼンにもユーモアと笑いがあります。(ここでやるとパクリで訴えられるかもしれないので止めますが・・・)
まとめると、データメインのプレゼンは、
1.相手に地図を渡し3つのポイントを作る
2.話の要素の順列を工夫して共感を生む
3.面白い言葉や下手なイラストを駆使してユーモアや笑いで包む
4.そして、それらをまじめにまとめる
ということになります。
逆に、Don't(やってはいけない)は
データを並べて全てを目一杯まじめに説明するプレゼンですね。
手作りのユーモア
