2016年7月31日日曜日

井の中のものづくり。 俺らはサイコーってなっていない?

予約していたハーバード・ビジネス・レビューの21世紀マッキンゼー賞論文集が届いたので、この週末に読み始めた。

で、2001年から17本の論文(翻訳)が掲載されているのだけど何で古い順なのだろう。

古い論文に価値がないとは思わないけど、一番興味深いのは最新の考え方だよね。

ということで、後ろから読んでいます。

一番後ろは「【実践】リバース・イノベーション エイモス・ウィンター、ビジャイ・コビンダラジャン」という、新興国で製品やサービスの開発を行い先進国に持ち込むアプローチとその際の落とし穴を避けてどのように開発を行う必要があるのか、という内容だね。

この論文を読んで最初の感想は、「グローバルスタンダード」は幻想なんじゃないかなということ。

先進国が自国の製品・サービスを現地の経済状況や生活習慣などに合わせて機能を省いて価格を下げ投入してもほとんど成功しないことをいくつかの事例を通じて論じている。
現地の状況を相当研究して開発をする必要があるらしい。

その開発によって得られた新たな知見が先進国の製品にもイノベーションを興す「リーバス」のプロセスは、スタンダードというイメージには程遠く、スパイラルアップしていくものだ。

結局、自分達が良いと感じる製品やサービスはどこまでいっても「自分達にとって」なんだね。

さらに、生活レベルの異なる場所だと極めて鮮明になるけど実は国を跨がなくても至る所にある問題なのだろうう、ということだ。

だから、製品やサービスの開発においては、常に「自分達にとって」であることを自戒し、「これでいい」と思ってはいけないのでしょう。


自分の視点しか持てない