能力テストと性格のデータを分析すると特定の性格クラスタにおいて能力テストの平均点が低くなります。そこから能力を活かす性格の側面が垣間見えます。
能力テストは、国語、数学などの問題や基礎的な操作などを一定の時間内で取り組むことで能力を総合的の測定するものですが、ここで測定されるのは、頭の回転の速さと解を導きだす集中力です。
ミシガン大学の研究で行われた研究では、流動性知能(問題解決や未知のパターン認識をする能力全般)が簡単な訓練で向上することが確かめられています。その訓練とは、まさに集中力を高めることに貢献するものです。
しかしながら、訓練で取り組む課題が難しいと感じてしまうと集中力は上がらず流動性知能は向上しないそうです。
目の前の課題を出来ると感じるのか、難しいと感じるのか、その瞬間に発揮される能力が決まっているのだとしたら課題に向き合う時のメンタリティが大事だということがわかります。そして、そのメンタリティが定常化したものが性格です。
脳科学では、「脳が出来ると思う(思わせる)こと」の重要性がわかっています。「自己効力感」が低いクラスタの能力テスト平均点が低いは、恐らくこのような背景があるものと思います。また、社会における課題は、テストのような課題よりも複雑で他者との関係という高次な課題があるため能力テストの平均点以上に能力の発揮に差が生じるのでしょう。
胸を張っていきましょう