2013年9月23日月曜日

小ネタ、快感、やさしく面白く

小ネタについて考えてみました。

今回は
あまちゃんの秘密は沢山の小ネタ
小ネタは瞬間の快感
ストーリーがやさしく面白くなる
というお話です。

今更でもありませんが、NHKの朝ドラ、「あまちゃん」には、宮藤官九郎さんがたくさんの小ネタを仕込んでいます。小ネタとは、ドラマのストーリーと本質的には関係ないサイドストーリーを指しますが、小ネタを探してツイートしあう人たちもいるようですから、ドラマの盛り上げに多大な貢献をしているのでしょう。

小ネタが多く登場するのは、ドラマではなくお笑いの領域です。ダチョウ倶楽部のように小ネタ自体が芸風として認知されている芸人も数多く居ます。親父ギャグも小ネタの類いです。

小ネタの特徴は、1.短時間で認知される、2.シニカルなものも含め笑いを誘発する、3.習慣化によって期待を生む、4.やがてマンネリ化して無反応となる、の4つだと思いますから、マンネリ化するまでは瞬間的に緊張を解いてポジティブな思考に切り替えるよい手段だと言えるでしょう。

さて、小ネタの特徴を挙げましたが、それらの特徴は逆に小ネタに課せられた使命であるとも言えます。例えば、短時間で認知される必要がありますから、説明が必要なものは小ネタと言えません。また、笑いを誘発できないものもNGです。例えば、講演や研修、セミナーなどで場の緊張を解そうと小ネタを差し込むことがありますが、失敗するケースが多いと思います。それは、認知の前提(スキーマ)が一致していなかったり、初めて聞くような話であったり、提供者の緊張が伝わっていたりしてのことです。

小ネタの効用は、難解なストーリーへの理解を高め、単調なストーリーへの興味を強める、すなわち「やかりやすく」「面白く」することでしょう。ただ、お笑い芸人の小ネタが一過性であることを見てもよくわかるように、単調な小ネタはあっと言う間に逆効果となりますから、本ネタがしっかりとしているうえに豊富な小ネタが差し込まれていると人はストーリーに引き込まれて行くのでしょう。


上に小ネタがあります