2017年1月9日月曜日

集める「趣味」を考える

「趣味」には色々なスタイルがありますが、「収集」はかなりメジャーなスタイルと言えるでしょう。

しかしその対象は「切手」「コイン」「絵画」など非常に多くの収集家がいるものから、一人しか集めていないものまで様々です。

ビジネスとしての「収集」もありますが、「趣味」における「収集」には金額に変えられないその人なりの価値があります。

つまり、「収集」とは人間が持っている多様な価値観の結晶であると言えるでしょう。

なぜ、人が独自の価値観に沿ってモノを集めるのか知りませんが、「趣味」でモノを集める人のエネルギーってすごいですよね。

「収集」と「保管」に情熱と多くの収入を注ぎ込む姿は、他人が簡単に理解できるものではありません。

さて、収集している人をよく観察していると、数もそうですが、1つ1つの収集品に対する想い入れが強く感じられます。

「これはどんなモノで、どこでどのようにして手に入れたのか」といったエピソードに満ちています。

ただ集めるだけではなくストーリーを創り上げている、とでも言えば良いのでしょうか。

それも、メーカーが売るために作る商業的なものではなく、人生的なものかつ内面を充足させるものです。

この内面を充足させるマイストーリーはその人にとてもポジティブな文脈を与えるものです。

モノを保有することでマイストーリーが固定化され内面を充足させる文脈が強化される。

「収集」という「趣味」にはそんな働きがありそうです。

ひょっとしたら、人が活力を生む自然の仕組みなのかもしれませんね。


収集していません