会社の事業領域である「HR」と顧客の課題に関するレクチャーだ。
さて、僕が社員に事業領域の歴史的変遷を話すとき、だいたいテイラーシステムから話を始める。
このテイラーシステムは、科学的管理手法と呼ばれるけど人間を機械扱いしているなど、今ではあまり評判が良くない。
仕事=作業であり、職場=作業場って感じだね。
作業場には、材料や用具、機械が準備されていてその場に居ないと作業は出来ない。
だから、作業場に居る時間と作業結果の量、質に密接な関係があって労務管理が発生する。
「無駄口叩かず、手を動かせや、ゴルァ!」となるわけだね。
でもって、今は、パソコンがあればどこでも仕事が出来てしまう。
仕事=思考となり、職場=価値創造のラボ&コミュニティ的なものになった。
「手ばかり動かして居ないで、課題を探索して人に会い、行動して解決しまた考えよう」なのだ。
作業場は、整理整頓されていることが大事だけど、ラボ&コミュニティであれば対話と混沌が大事になる。
用具や機械が揃って居るところでなく、人や情報が溢れて居るところから仕事が生まれるのだね。
そして、機械にも細かな癖があるけど、人や情報は癖だらけだから、パーソナリティ特性から多様性を理解すること、分析スキル含む情報リテラシーをもつことは、仕事の前提なのである。
人と関わるうえで、メンタルの安定性とストレス耐性も保有しなければならない。
もちろん、混沌の中でも自社への貢献を忘れないマインドセットも必要だ。
で、ね。「HR」の事業領域にある今の課題は、人と情報の多様性に向き合い新たな価値を創造して事業に貢献する人材の採用と育成、成長および活躍の場づくりってことなのだよね。
昔と今
