「脳が体を操るように、AIが・・・」
というフレーズが聞こえてきた。
その瞬間、『ああ、人工知能のコンテクストには脳中心主義があるのだな』と思い浮かんだ。
脳中心主義とは、「ペンフィールドのホムンクルス」といった、脳の機能が身体の他の部分を制御している考え方だよね。
手を失っても生きていられるけど、頭を失ったら生きていられない事実も、脳中心主義を後押ししているのかもしれない。
で、ね。制御機能が生命の本質かというと、どうもそうでもないらしいよね。
身体の各部分は、それぞれが環境との間にいい関係を結び、それを脳がサポートしている。
脳はそんなに器用に手足を動かしてはいないのだ。
要するに、脳は身体の一部であって、生命の営みの命令者ではないってことだ。
脳の機能が高度になると、高度な社会を構築できるけど、脳が命令者でないことは僕たちが作り出す社会にも映し出されているのだろう。
僕たちは自律的な思考、行動を通じて社会を構成しているのであって、政府や会社の手足として操られているわけではないよね。
そして操ろうとすると大きな悲劇が待っていることは歴史が実証している。
素晴らしい身体
