2016年3月23日水曜日

当然の100%、ありたい姿は150%? 七割で良しとしてほめるココロとは

仕事をするうえで「目標」を持つことはとても大事です。

しかし、「目標」は人によって意味が異なります。

例えば、「目標」とは必達するものと捉える人もいれば、時間を掛けて達成に向け努力するものと考える人もいます。

また、人事評価でも使われる目標管理制度、Management by objectives(略称MBO)は「目標による管理」と訳されますが、導入企業によっては「目標の管理」として管理職による全体観を失ったマイクロマネジメントに陥る問題も指摘されなど、「目標」をどう扱うかは実は繊細な問題なのです。

必達目標は100%の達成が当たり前と考えられる「目標」ですが、より高いレベルとしてありたい姿を「目標」とした場合、それは必達よりも高いレベルの目標設定となります。


さて、星野リゾートの星野佳路社長は大学時代、アイスホッケーに打ち込みリーダーとしてチームを引っ張ったがチームは強くならなかったそうです。

その時、監督に
お前が考える七割で良しとして、ほめてやれ
と言われ、その後実践し、徐々に強くなったチームはついにリーグ優勝も果たしたそうです。

100%の必達目標において七割で良しとした場合、目標の70%までしか届きません。
七割で良としたときに100%を越えるためには、計算上は目標が150%くらいでなくてはならない(正確には143%)ことになります。

つまり、リーダーのありたい姿がやって当然の5割増し以上であることが前提となるのです。

もちろん、その場合も「目標の管理」ではなく、組織マネジメント上の「目標」であることは言うまでもありません。


「目標」の使い方