「・・・普段のコミュニケーションが足りないから」
上司と部下の面談で上司にありがちな会話です。
これに部下が問い返します。
「例えばどういうことでしょうか?」
上司は、なんだ、そんなこともわからないのか、と心のなかで思いつつ、
「◯◯のとき、こうだったよね?でも、△△するべきたったんではないか?」
部下「はぁ・・・」(何だかよくわからない)
この会話の問題点は、抽象的であることと、指摘にタイムラグがあることです。
上司が部下の間違いや問題点を指摘する場合は、部下の行為に関して具体的かつ、出来るだけ間を置かずに行うのが良いとされていますから、前述したような面談時の会話は「やってはいけない例」であると言えます。
さて、落語家の師匠が弟子に伝えることはとても抽象的であると昨日聞きました。
それを理解するためには想像力を働かせなければならないそうですが、常に師匠の側に弟子が居るためやり取りにタイムラグはありませんでした。
つまり、「抽象的だけどリアルタイム」な状態です。
ここで問題の本質が見えてきます。
会話においては伝え方の「具体性」「抽象性」よりも「即時性」のほうが重要である、ということです。Lineを使っている人には実感があると思います。
裏を返せば、「即時性」が成り立つ距離において会話は一番、効果的に伝わるということですが、一方でそれは、結果的に相手を拘束することでもあるのでしょう。
リアルタイム
