たとえば、生産農家からバリスタまでコーヒーの味を定義する「共通言語」があります。
最近、この言語が20年ぶりに更新されたそうです。
企業における「ウエイ」も共通言語です。
さて、共通言語はゼロから生み出されることは少ないようです。
基本的には、特定の関係者内で流通している言語が記号としてオーソライズされる形で固定化していきますが、その言語の発生源は、経営トップであったり、現場の不特定者であったりと多様です。
問題があるとすると、言語は背景にある文脈から切り離されて流通するものなので、そもそも言語が流通していた現場から切り離されるとそれまでと異なる解釈や理解不足な状況が生じることでしょう。
実は、「共通言語」において重要なことは、定義を作成し記述することよりも、ステイクホルダーの利害関係にあると思います。
例えば「採用人材像」なども良い例でしょう。
「採用人材像」は、人材を採用する企業内はもとより、応募する学生にも開示されます。
しかし、見極めを主とした企業側と、内定獲得を目指す学生の利害は選考段階で異なっていますから、「言語」が共通化しているとは言えません。
同様なことは、採用担当者と現場の間でも起きている可能性があります。
新入社員の配属後に現場から出る不満の声などは良い例でしょう。
共通言語化をする際には、冒頭のコーヒーの味に関する「共通言語」のように、関わる全ての人にとってハッピーな状態を作り出すことを目標としたいものです。
全世界共通の価値
