2016年3月14日月曜日

転覆しない船はないという現実

あの超有名企業も「即死」リスク大
〜ニッポン経済はすでに「新型不況」に突入している

今日、FBでシェア頂いた記事が目に止まりました。

記事の詳細には触れませんが、売れていたものが一気に売れなくなる現象は決して珍しくありません。

こういった現象がなぜ起きるのか、様々な分析が行われていることと思いますが、私が思い出すのはカタストロフィー理論です。

カタストロフィーとは、簡単に言ってしまえば、ある瞬間に起きる不連続な変化のことですが、社会学的に捉えれば、それまで上手くいっていたビジネスが何だかおかしくなって急速に回復不能な状態に陥る社会現象もカタストロフィー的であると言えるでしょう。

もっともそれは、「諸行無常の響きあり」として世の常でもあるのですが、今日のように科学が進歩し、企業経営が情報化、戦略化するなかで、予測不要な不連続が名だたる企業で起きていることは奇妙にすら感じられます。

複雑系の理論において、ネットワークを構成するノード間で、データ入出力に関わる疎通数が増えるとネットワーク全体がカオス状態に陥ることが知られていますが、不連続な変化に社会の高度情報化が深く関わっていることは間違いないと思います。

さて、企業を船に例えるとしたら、企業の「即死」とは、波を受けても復元していた船の振幅が突然大きくなり一気に転覆する状態に似ているかもしれません。

ではその船に乗っている企業の従業員はどうすれば良いのでしょうか。

答えはわかりません。そもそも正解などないのかもしれません。

しかし、敗戦を経験した日本のみならず、あわや転覆、沈没の状況から立ち直った企業のその後の骨太さを垣間見るに、「転覆しない船はない」という原理原則が腹落ちし、修羅場で戦う覚悟と熱意を持った社員は企業にとって宝物と言えるのではないか、そんな風に感じるのです。


波をかき分ける舳先