2017年2月6日月曜日

沈黙は金、雄弁は裸踊り

良い営業マンは沈黙の使い方が上手いと言う。

要は、顧客に話をさせることが重要なのだけど、喋りたがりにとって黙っていることは楽じゃない。

まあ、顧客相手であればなんとか努力して我慢を試みるが、身内が喋らないのは拷問に近い。

だから会議でマスクを掛けるのは『今日の私は喋れない』と言う自己暗示で痛みを忘れようと足掻くためだ。

でも、

「それでは、みんなの意見をお願いします。」
「・・・・・・・・・・・・」

『おいおい、誰も話さないのかい?』

みたいな状況が続くと周囲を見渡しながらついマスクを下げてしまう。
僕の根負けだ。

「それに関してはかくかくしかじか・・・と思うのだけど、どう?」

一応、ファシリテーションやらフォロワーシップを意識して発言をするけど、マスクを下げることはスボンを下げるみたいな嫌な気分だ。

こんな時僕の頭の中では決まって「裸踊り」の映像が流れている。


営業場面で相手が黙ると不安心理が働いてつい喋ってしまうと言うけど、対話や議論の場面で発言をしないのは場づくりや学びの共同体としての意識が足りていないように感じる。

もちろん、発言をしない人には理由があるのだろうけど、発話によって考えを外化することは思考を促進するので場にとって大きな貢献だ。


鳴かないよ