そもそも人間は、容量の少ない短期記憶を記憶を脳の外に置く、つまり、メモをとったり、録音したり、撮影したりすることでカバーしてきました。
そしてムーアの法則で有名な回路の高集積化、大規模化とネットワーク技術の進歩などによってユビキタス社会が実現しました。
そして、今、AIが行おうとしているのは、外部記憶装置を超えた人との関わりです。
莫大な情報の蓄積と自己成長を遂げるアルゴリズムの生み出す人工知能がこれからの私たちの近未来の新たなパートナーです。
指先に情報があるのはすでに当たり前ですが、次に来るのは情報から価値を生み出す知恵が指先に宿るか否かです。
そこで考えたいのは指先に生み出される知恵です。
要するに、人間とAIが創発のパートナーシップを結べるのか、が気になるのです。
人間よりも早く解を出し、事物を最適化にとっては最強のパートナーであることは間違いありませんが、時にはゆっくりと回り道を選び時間をかけて相互に気づきと発見がある関係性を築けるのでしょうか。
人間よりも高度な知性としてではなく、対等な対話の相手としてAIが知能を獲得してほしい。
そんな想いがどうしても湧き出してしまいます。
ゆっくりと歩く
