つまり組織を構成するメンバーが相互のやり取りを積極的かつ豊富にすることが組織の活性化であるという考え方です。
しかし、様々な組織や集まりを実際に、あるいはデータから見ていて気がつくことがあります。
それは、組織の活性化においてもっとも大切なことは何か、ということです。
個人的な感想としては、組織内部のコミュニケーション改善では限界があると思います。
例えば、共有や討議の場を増やしてもそれによって組織が抱え込んでいるコミュニティが活性化することはありませんでした。
ここで、組織とコミュニティを分けたのは、組織は「社会的機能としての価値提供を目的とした集団」、コミュニティは「集まった人達の居場所」という意味なのですが、むしろ、組織外に居た人がコミュニティに加わるほうが活性化しました。
ところが、新参者が無条件にコミュニティを活性化させるのか、というとそうでもありません。
活性化させる人とそうでない人がいます。
その違いを考えると、異質なネットワークを持っている新参者がコミュニティを活性化させることに気づきました。
そういうひとは外向的で積極的だから・・・ということもあるのでしょうが、コミュニティと直接関係ない人との繋がりがコミュニティの基盤を強め、機能にまで良い影響を与えているようなのです。
この視点で様々な組織、集団を見ていると、コミュニティは内部のコミュニケーションではなく、外部との異質で多様な繋がりで活性化することが確認できます。
逆に、外部との異質で多様な繋がりが断たれるとコミュニティは明らかに活力を失います。
これは、新参者を通じて気づいたことですが、新参者に限った話ではありません。
コミュニティの活性にとって大切なのは外部の異質なネットワークとの疎通であり、組織活性のキーマンは内と外を疎通させる人であるようです。
逆に、内弁慶な組織は何をやっても盛り上がらない、ということですね。
盛り上がってる?
