仕事納めの時期ですが、多くの職場では大掃除が行われたことと思います。
私の会社でも大掃除がありましたが、今年はロッカー整理で奮闘しているメンバーが多かったように思います。
さて、片付けといえば、最近、旬なのは近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」です。
要らないものを捨てるのではなく、ときめくものを残すという発想は日本だけでなく、世界各地で支持されているようです。
その、近藤麻理恵さんの本を出版したサンマーク出版の担当者の机も片付けられたそうです。
そして、片付けによって、担当者の判断力が上がったらしいのですが、片付いた職場は判断が早く、的確になるのか考えみます。
まず、肯定的な考えとして、昨日も取り上げたバイアスの問題です。
人は判断を早くするために構造化を行い、バイアスもその一つであるという内容ですが、ときめくものを残して片付けるというのも構造化の一つと考えられます。
余計なものを無くすことで焦点化が迅速に行われ、結果として判断力が上がるのでしょう。
これは、判断力を上がるための良い示唆です。
無駄なものを無くす、Make it simple. は判断力のCSF(Critical Success Factor)と言えるでしょう。
一方、否定的な考えとしては、類推や創発の減少による隣接領域の縮小です。
要するに、片付けてしまうことで心地悪さの奥にある新たな意味の発見ができなくなるということです。
例えば、田原総一朗さんなど評論家や著作家の書斎は本が堆く積まれており、とても片付いているとは思えない空間です。
しかし、それは新たな発想を得るためには大切な場なのだと思います。
アハ体験は、カオスの中から生まれる創発であり、心地よさの快適ゾーンを越える有効な方法ですから心地悪さの減少は即ち、学びや成長の可能性が減ることでもあるでしょう。
ときめくことは良いことですが、学ぶ人にとっては心地悪さも同様に大切なものだと思います。
今日は、片付けから学びを考えてみました。
これは片付いている状態
