それは仕事場面でもそうだし、買い物でお店の人と話をしているときでもそうです。
仕事場面でよくあるのが、議論がかみ合わないケースです。
長時間を一緒に過ごす職場では、お互いのスタイルや癖を良く知り合っていますからコミュニケーションコストが低く、通常の会話がかみ合わないことは稀です。
しかし、議論となると話は別です。異なる考え方、意見を出しあい、お互いに自説を修正しながらあらたな考え方を生み出す過程において、相互に修正が進まない時ほど疲労が募ることはありません。
一方、買い物で初対面のお店の人とは一期一会ですから普通の会話がかみ合いません。
商品のことを尋ねて、最初は受け応えも良かったのにだんだん話の筋がずれてくる、例えば、店の人の愚痴などはその最たる例です。
『あのー、別にそんな話は聞きたくないですが・・・』といった心の声とは裏腹に、「そうですね、大変ですね〜」と付き合うのは楽しい時もありますが、大概疲れるものです。
職場においても、お店においても会話がかみ合わないケースで共通するのは、メタ思考が足りないことでしょう。
つまり、話の文脈が見えていない状態で、言葉のやり取りだけが続いている状況です。
特に、発話者の文脈でなく、職場であれば、これまでの流れと議論の文脈、お店であれば、なぜ来店したのか、何を探しているのか、というお客の行動の文脈が見えていないがゆえに、自説や会話を修正出来ないのだと思います。
かみ合わないケースで最もわかりやすのがかなりお酒が入ったときの会話ですね。
時を忘れるほど状況が見えなくなっているときは、物事をメタに考えることはなかなか困難です。(酔拳みたいな人も居ますが・・・)
お酒が入っていないのにメタ思考が進まない場合は対策が必要です。
さて、かみ合わないときの対処ですが、職場では板書が有効です。
議論の全体像を見ながら思考する方法です。
一方、お店では、付き合ってずれた会話を続けるのも良いですが、お店の人から離れてしまえばゆっくりと商品を見て廻ることができます。
かみ 飛行機
